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Posted by naturum at

2012年09月26日

ロカ家がキャンプを始めたワケ

どーも、ロカです。

今日はロカ家がなぜキャンプを始めたのかを書いておこうと思います。

実はコレ書こうかどうか少し迷ったんですが、まあちゃんと書いておいたほうがいいかなーっと思ったんで。


今回は若干重めな記事なんで、苦手な方はスルーしちゃってください。




えー、突然ですが、長女のしずくは「視覚障がい者」です。
病名は「先天性無虹彩症候群」「先天性角膜浮腫」その他いっぱい。

まあ簡単に言えば、一応見えてます。
ただ、視野が10%ぐらいしかなく、角膜混濁のため、黒目の90%が白濁してます。
視力は0.005とかそれぐらいで、矯正は効きません。

しずくはキリスト系の一般幼稚園に通ってました。
そこは卒園してからも、土曜日だけイエスという集まりがあって、しずくは幼稚園が大好きだったのでイエスに参加しています。

そのイエスでは、毎年夏に2泊3日でキャンプがあるんです。

しずくはとてもそのイエスのキャンプに行きたがっていました。

私は無理だと思いました。
親のいないキャンプは、すべて自分でしなければいけません。
先生が見てはくれますが、何かと補助が必要なため、先生にかかる負担が大きすぎると・・・
その分他の生徒に目が行かなくなって、ほかの子たちに何かあっても大変ですしね。
そもそも2泊3日のキャンプなんて完全に未知の領域です。


ただ、「障がいがあるからしずくはキャンプに行けない」とは絶対に言いたくありませんし、言えません。

そこで「キャンプに慣れたらイエスのキャンプも行けるんじゃないか大作戦」を思いついたんです。

ロカ嫁と相談して、某オクで激安テントを買い、張り綱足引っ掛ける可能性が高いため、張り綱が無い自立式のタープを選びました。

初めてのキャンプはローマン渓谷ACへ。

私もキャンプは中学校以来です。
四苦八苦しながらも、しずくにはいろんなことを手伝わせました。
料理をしたり、焚き火の番をしたり、寝床の準備をしたり・・・

今年の夏から始めたキャンプ。

ローマン渓谷AC
クオーレふれあいの里
奥飛騨温泉AC
うるぎ星の森AC
ささゆり温泉

回数を重ねるごとにたくましく成長し、自分からお手伝いもできるようになりました。
サイトもカラフルにして、自分でトイレに行っても一人で戻って来られるようにしました。
とてもほとんど視力がないとは思えないほど、キックボードしたり、キャンプ場で出会ったお友達と走り回ってあそんでましたね。


来年からはイエスのキャンプも行けるようになると思います。
今思えば「行けない」のもあったんですが、私が心配で「行かせられない」ことの方が多かったんだと思います。


最初のキャンプでは常に見ていないと不安でしたが、ささゆりではokayanさんとビール飲む余裕もありましたしねw

子供は常に成長しています。
今はいろんなことをやらせて、自立をさせる時期なんだと思います。
自立させるには、私が不安でも手を離して、見守ることが一番なのかなと。


「障がいがあるから、目が悪いから、危ないからやらせない」のではなくまずはできる環境を整えてあげてやらせてみる。
もし出来なければ、なぜ出来なかったのか一緒に考える。
そうやって一歩づついっしょに成長したいなっと思います。




っとちょっとポエム臭い文章になっちゃいましたが、これがロカ家のキャンプを始めたワケです。
まあキャンプを始めて思ったのは、「障害のせいでこんな楽しいことを経験できないのはもったいない!」ってコトかな?w


なんでもやらせりゃできるようになるんですよねー。
上手に出来るようになるまでは手を貸してあげればいいんです。
やっぱケガしたり、うるぎでアスレチックから落ちたり、火傷しそうになったりいろいろあるけど、
親が腹くくって覚悟決めて、むっちゃ心配でもやらせてあげないとイカンと思うわけですよ。

今後もいろんなとこへ連れていってやりたいと思います。
「キャンプ大好きっ!」って2人とも言ってくれるしw

秋の星空とかも綺麗なんだろうなー。
いっしょに見たいなー。

あとナチュブロのおかげで素晴らしい出会いもありました。
これからもいろんなオフに参加したいと思いますので宜しくお願いします。